「MSJC連絡会」の設立について
我が国沿岸での船舶海難隻数は、令和元年から減少傾向が続いていたものの令和6年には増加(速報値)に転じました(海上保安庁の統計)。
船舶交通がふくそうする海域(ふくそう海域:東京湾、伊勢湾、大阪湾、瀬戸内海)や準ふくそう海域(東京湾湾口、石廊埼沖、伊勢湾湾口、潮岬沖、室戸岬沖、足摺岬沖)では、大型船から漁船・小型プレジャーボート等が相変わらずひしめき合って利用しているのが実状です。
そのような現状のなか、大型船につきましてはAISと国際VHFの備え付けが義務化されておりますところ、プレジャーボートや漁船、小型曳船や作業船など搭載義務のない小型船については、一部に備え付けが見受けられるものの普及率は伸び悩んでいるところです。
AISclassBやVHF5Wボディートーキー(第三級海上特殊無線技士免許で操作可能な機種)の登場など、安全・安心へのハードルは少しずつではありますが低くなってきてはいます。もちろん、AISclassBやVHF無線装置を備えれば海難事故がゼロになるわけではありませんが、船の大小を問わず運航者同士で互いにコミュニケーションを取ることが悲惨な海難事故を減らすための一助となることは間違いありません。
当会は上記機器のさらなる普及を図るため、現場からの意見を集約し関係官庁やメーカー、企業、団体、船社や事業主体、保険会社等に広く働きかけるなどして機器導入にかかる費用の軽減を目指す一方、海上安全思想の普及と情報化社会の発展に微力ながら寄与したいと考えております。
ご賛同いただける海事業務経験者や有志の方は、若干の意見を添えて
msjc2511@yahoo.co.jp
までご連絡いただき意見交換ができれば幸いです。
なお、この当会は会費などの金銭的負担や物品の購入をお願いすることはありません。
MSJC (:More Safety Japan Coast)
令和7年2月吉日

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